2011年5月2日月曜日

【0501】ここから何ができるか

5月2日からの調査に向け、仙台市の被害状況の視察をしました。
仙台市駅周辺の市街地では、外壁の剥落などといった被害状況が少しは伺えるものの、日常を取り戻している様子でした。レンタカーを借り、宮城野区仙台港周辺から資料閲覧のため青葉区の広瀬図書館に向かい、その後若林区の荒浜地区を見ました。
津波の映像を画面で見ている時には「信じられない」という感想を抱くことが多かったのですが、実際に現地に入って見ると、映像で見ていた被害状況を想像できる光景が広がっていました。
写真は仙台市若林区

ただ、私は実際にこの光景を見ても、受け止めることができませんでした。自分とは遠いものであるように感じてしまいました。
途中、瓦礫の中で何か家の大切なものを探しに来たのかもしれない方々を見かけることがありました。私も視察で来ているとはいえ、顔向けできないと感じました。そして、実際に被災者の方のためにアクションを起こすことがあるとしたら、できるだけ人の心に寄り添うことが大切だと思いました。

また、私は今回の仙台調査のブログ管理を担当しています。
ブログの他、Twitterによる即時的な情報発信、位置情報の取得などを行いました。位置情報の記録により、仙台チーム以外の研究室メンバーとの連携や、後々の情報整理などに役に立たせたいです。今回の調査を通じて、こうした情報発信の可能性も考えていきたいです。(近藤)

1 件のコメント:

  1. ぼくも同じ思いです。この気持ちを大切にしましょう。きをつけて、最後まで。m

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